Paisley Poodle Records

音楽制作系の雑記・備忘録 etc...

勇気が足りないのかなんなのか…

こんにちは。ご無沙汰しています。

おかげさまでJoe Isaの楽曲、二曲はSpotifyだけで見ても累計で4,000再生に迫っています。たくさん聴いていただき本当にありがとうございます。

Spotifyの一部の表示ではそのトラックの再生数が表示されるのですが、細かく(一の位まで)再生数を見たいならば、まずは1,000再生以上されないといけません。1,000以下は、[ < 1,000 ]のように表示されるので僕はそれを勝手に’’千の壁’’と呼んでいます。それを初めて越えることができました。素直にとても嬉しく思います。本当に本当にありがとうございます。

 

さて、現在の僕の活動としては今まで自分でも飽きるくらいにこねくり回し、煮えたぎりまくっている、まだ世に出ていない曲たちに歌を入れるという作業に取りかかるところです。その曲たちへの歌入れは何度もトライしてきたのでしたが、自分で作った曲であるにも関わらず自分で納得のいく歌唱ができずに匙を投げたのでした。そこで僕が考えたのはどうせこれから曲作りを続けていくのならほぼその数だけ歌を入れていくだろう、それならば歌が満足に歌えるようになっていた方がよかろう…ということでした。

そしてYouTubeを見漁り、自分が信頼のおけそうなボイストレーニング講師を探し、その講師がアップロードしている「毎日10分」シリーズを実践し始めたのがおよそ3ヶ月前。ほぼ毎日欠かさずそれに取り組んできた結果、今まで歌えなかったような歌が歌えるようになってきた今日この頃です。

そうし始める前は闇雲にとにかく歌いまくる、ということをしていました。自分はそういったタイプの人間ではないと思っていながらにして、いや、だからこそというか、そういった「オスの強さ」みたいなものにコンプレックスがあることは自覚しているから所謂、スポ根精神というか、スパルタ精神というのか…言い方はさておき、そういった姿勢でガチガチに取り組んでいました。

しかし、やれどもやれども全然上達している実感がない上に、顎が痛くなったり、耳管開放症という病気にかかったりで散々でした。そんな経緯もあります。

なので、だんだんと自由に歌が歌えるようになってゆくことがまるで自由に羽ばたく翼を育てているような感覚で、辛抱強く練習するという事にはやはり大きな価値があるのだなと実感しています。しかし辛抱強く練習してもその方法が間違った方向であれば思うような結果は得られないわけで、やはりこの情報が溢れる現代ではまず適切な情報集めてそれを基ににことを進めるほうがベターなのでしょう。何よりも日々精進しているのに空回りしてエネルギーを浪費しているような期間はとても苦しいものです。

イチローが引退会見で言っていたことで印象に残っていることがあります。「今振り返れば、あのときは遠回りだったなと思うようなこともあるが、その遠回りがあったからこそ正しい方向が分かったのでそれらは決して無駄ではなかった。」というような旨の言葉。

今の僕だとその言葉の意味がわかるような気がします。なので最近は少し前よりもいろいろなことの練習や鍛錬などを楽しんでやることができているような気がしないでもないのです。

 

話が逸れてしまいましたが、とにかくある程度、前よりも自分の歌唱に自由が利くようになってきたのでさっさと上述した曲たちに歌を入れれば良いのですが、そのときに結構悩んでいたせいもあり、その曲たちに苦手意識があることに気づきました。トライするのが怖いのです。「じゃあやめちまえ」と自棄になっても仕方がないし…。

なので、リハビリ(?)のような感じでそのプロジェクトをパソコンの画面に立ち上げて、足りないように思える楽器を足してみたり、各種エフェクトを調整したりしています。

 

いや、マジでやんないとな…。